ゴルフを愛好する者なら一度は現地で観戦をしたいゴルフの祭典。

それが＜マスターズ・トーナメント＞。＜マスターズ＞の名前の通り、出場できるのは賞金ランキング上位者、メジャー優勝者など資格を満たしたスター選手のみであり、必然的に観戦チケットは誰もが手に入るものではない。

だが、今回、特別観戦ツアーをご紹介出来ることとなった。

世界がうらやむ“祭典”へ

超名門コースのジョージア州オーガスタ・ナショナルゴルフクラブにて開催される＜マスターズゴルフトーナメント＞は「世界4大メジャー」のひとつとして知られ、毎年4月第2週に開催されるビッグイベント。

そんな2025年の＜マスターズ＞が観戦できるプレミアムなツアープランが発売となった。

昨年の＜マスターズ＞ではスコッティ・シェフラーが2度目の優勝を飾り「世界ランクNo.1」の実力を見せつけたが、＜マスターズ＞はそのほかにも数々の名場面を残している。

過去最多、通算6度の優勝を誇る“帝王”ジャック・ニクラスが最後のマスターズ覇者となったのが1986年。

46歳での優勝は、最年長優勝者として現在でも燦然と輝いている。

またタイガー・ウッズが4度目の優勝を果たした2005年大会といえば、いまでも語り草となっている「伝説の16番」。

グリーン左奥からアプローチショットは、「最後のひと転がり」でカップイン。

奇跡のバーディを奪って見せた渾身のガッツポーズは多くの観客を熱狂させた。

そして2021年は松山英樹が悲願の初優勝。

松山が勝者の証であるグリーンジャケットに袖を通した瞬間、涙を流した日本人は少なくないだろう。

そんな数々の名場面を生み出してきたマスターズの決勝ラウンド（1日目＆2日目）が観戦できるのがこのツアー。

予選ラウンドのチケット入手すら困難を極めるゴルフ界最高の祭典だけに、決勝ラウンドを目の当たりにできることがどれだけ特別なものか、ゴルフ好きならおわかりいただけるだろう。

レジェンドが称賛した憧れのコースでラウンドできる

さらに、このツアーのプランにはふたつのコースでのプレーが付属されているという点も見逃せない。

ひとつ目の＜ザ・リンクス・アット・スパニッシュ・ベイ＞はスコットランドのリンクス（＝海沿いにあり、自然の地形を利用したコース）をそのままアメリカ西海岸で再現したもので、海からの強風を直接受けるホールが多く、ショットの正確性が要求される難関コース。

そしてもうひとつが＜ペブルビーチ・ゴルフ リンクス＞。

もはや説明不要かと思うが、PGAトーナメントの＜AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ＞や、2019年にはメジャー大会のひとつである「全米オープン」が開催、さらにジャック・ニクラスが「人生の最後にゴルフをするならべブルビーチ」と称賛するなど、高い人気と認知度を誇っているコースだ。

「一度はプレーしたい」と世界中のゴルファーが憧れる理由もうなずける。

オプションで超難関コースでのプレーや名所観光も選択可能

そして驚くべきは＜べブルビーチ・ゴルフ リンクス＞でのプレーを、＜マスターズ＞観戦の前に持ってくることも可能という点だ。

自らのプレーでゴルフ熱を高めたところで、世界のトップ・オブ・トップたちのスーパープレーを見届ける、というプラン変更もいいだろう。

そしてこれはオプションとなるが、ツアーの締めとして＜べブルビーチ・ゴルフ リンクス＞の姉妹コースである＜スパイグラスヒル ゴルフコース＞でのプレーもしくはサンフランシスコ観光も可能となっている。
＜スパイグラスヒル ゴルフコース＞は雄大な太平洋を望むモントレー半島に立地する人気コース。

ゴルフレートが75.3というほどの難易度を誇り、アメリカでは常にトップコースの上位にランクされているほど。

またゴルフではなく観光を選べば、サンフランシスコはゴールデン・ゲート・ブリッジなど数多の名所や「チョッピーノ」などの極上グルメが堪能できる名所＆美食スポット。

そんなプランもチョイスできるというこのツアーがプレミアムと言える所以だ。

トップ・オブ・トップのみが出場を許されるのが＜マスターズ＞。

そしてオーガスタはあのビル・ゲイツでさえ入会希望から承認まで数年かかったという逸話があるほどの名門。

そんなコースで夢の祭典を観戦できるのは、まさに極上の贅沢だ。「歴史の目撃者」になれる絶好の機会だけに、くれぐれも見逃さないでほしい。

そんな＜マスターズ＞の2025年大会はシェフラーの連覇か？

松山英樹2度目の優勝なるか？

はたまた新星の登場か？

予測不可能な熱い戦いには早くも注目が集まっており、2025年の観戦ツアーも予約殺到が見込まれている。

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