ジ・ウザテラスが導く本当の“贅沢”、その真髄

ジ・ウザテラスが導く本当の“贅沢”、その真髄

時の流れを、ゆったりと感じ 時を過ごすことの贅沢。

沖縄にしかない景色と体験を五感すべてで味わえる プライベートヴィラでしか得られない何気ない贅沢。

それが、ジ・ウザテラスで叶う特別な時間。

 

特別な時と空間

沖縄本島中部、読谷村。

那覇から車で1時間と少し行ったところにあるその場所は、東シナ海に面した美しい海岸線と豊かな自然を楽しむことができる、景勝地のひとつだ。

その海岸線に面したところに<ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ(以下、ウザテラス)>はある。

サトウキビ畑が広がる道を通り抜け静かに佇むホテルの入口では、予約者の名前が尋ねられ、そのまま車寄せへとスムーズに車を進める。

これにより、ウザテラスの敷地内には宿泊客のみが入ることを許され、セキュリティが確保されると同時に、限られた人数だからこその、ゆったりとした空間が保たれている。

車寄せに到着し、車外へ出ると鮮やかで明瞭な海の香りが身を包み、目の前にはレセプションデスクを抜けて一直線に海、そして水平線へと繋がる景色が広がる。

どんな豪勢な装飾でも敵わない雄大な風景で、まるで絵画のように切り取られた空間は、「ここは特別な場所なのだ」と教えてくれる。

チェックインをおこなっているときも、水平線から吹き抜ける風が心地よく、沖縄の自然を体感できるのが嬉しい。

チェックインが終わると屋根続きとなるバー&ラウンジへと移動する。

ホテルというよりは南欧にある邸宅のリビングに来たような品のある空間で、親しみやすいファニチャーが揃えられ、気持ちが安らぐ。

ソファに身を預け、ウェルカムドリンクを飲みながら、レセプションと同じく大きく開け放たれた扉から見える空と海を眺めていると、ここでしか流れないゆったりとした時間と雄大な空間が感じられ、この空間が徐々に自分と重なり馴染んでいくようだ。

この場所から、ウザテラスの“時間をゆっくりと過ごす贅沢”がはじまる。

贅沢な時間を過ごせる気配り

ラウンジで過ごしたあとは、いよいよヴィラへの移動となる。

バトラーが運転するカートでの移動も可能だが、部屋へと続く小道は、沖縄ならではの気候と自然が感じられる造園設計になっており、朝昼晩でさまざまな表情を見せるため、歩いているだけで楽しい。

各部屋は独立した棟となる贅沢なつくりで、全室プール付き。

一番大きなプレジデンシャルヴィラでは、プライベートプールを囲むようにリビング&キッチンがある棟とベッドルーム&バスルームがある3棟が建つ贅沢な設計になっている。

家族での利用だけでなく、友人同士やグループなどさまざまな用途で利用され、リピーターも多い。

なかには1週間ほど滞在する人もいるという。

さらに、このプレジデンシャルヴィラはメインプールがある中庭へと直接繋がる専用のバックドアが唯一用意された、特別仕様となっている。

そのほどよい広さと細やかな気配りはプレジデンシャルヴィラだけでなく、すべての部屋に共通するものであり、細やかさに驚かされる。

各ヴィラへと通じる表門を開けると最初に目に入る植物と建物の心地よさ。

とくに青い空と陽光に照らされたスペイン瓦が映えて美しい。

リビングやベッド、バスルームを使う際の家具の配置、プールから上がったときの動線と光や風を感じる空間の抜け感。

さらにミニバーに加えてワインなども揃えたフルバーサービスを用意し、バトラーサービスも24時間対応。

ストレスなく、自然と施設の素晴らしさを楽しむことができる嬉しい設計がなされている。

あらゆる面において、ラグジュアリーさだけでなく、贅沢な時間をゆっくりと、安心して、不便なく過ごせるような心遣いが込められているのだ。

“本物”と“正しさ”へのこだわり

それは、従業員のホスピタリティにも表れている。

ウザテラスの敷地内へと足を踏み入れた瞬間から感じられる、決して近すぎず、必要なときに親身に対応してくれる配慮の行き届いた接客は心地よく、上質でありながらも安らげるもの。

実際にウザテラスの「おもてなし」が評価され、沖縄県では現在唯一のルレ・エ・シャトーに選ばれて加盟していることからも、その品質は折り紙付きだ。

そして、もうひとつルレ・エ・シャトーに選ばれた理由がある。

それは「食」。

ウザテラスの食事は、ここでしか味わえない滋味にあふれている。

その理由は、ウザテラスに隣接する自家農園「OUR FARM」で野菜やハーブ、果物が育てられているからだ。

時期によって栽培される品種は異なるが、現在は最大で60種以上が育てられている。

驚くことに、この農園は委託ではなく従業員の手によって、完全無農薬で丁寧に管理され、宿泊者のテーブルへと運ばれている。

完全無農薬だからこそ、虫食いや野生動物による被害など日々困難があるというが、2016年に始まったこの農園は、地元で収穫された野菜とともに、沖縄にあるザ・テラスホテルズグループ全体へ提供されるまでに成長を遂げている。

24時間、朝昼晩、施設内でゲストが過ごすということを考えたときに、「美味しさ」だけでなく、飲食品に対してどれだけ責任と自信を持てるか。

その答えとしてウザテラスがおこなっている取り組みには、何よりも説得力がある。

「自家農園の野菜は、やはり甘みや味わいが違うんです」。

ウザテラスの食を統括する喜納正智シェフはそう語る。

農園には、シェフ自ら栽培したい野菜をリクエストすることもあるという。

「最近では根パセリをリクエストしました。

使ったことがあるものだけでなく、まだ使っていない野菜もドレッシングに使えないかなど、さまざまな用途を考えているんです」(喜納氏)。

また、コースの構成についても、沖縄の自然から得られる恩恵をベースにしているという。

「魚介類に関しても、港が近いので地元のものを軸にメニューを作り上げています」(喜納氏)。

それは調味料にも及び、塩はもちろんのこと、酢ひとつとっても、“もろみ酢”や“サトウキビ酢”などの沖縄産のものを活用し、味わいを豊かに仕上げている。

さらに、大きな特徴のひとつに、フランスのミシュランキーホテル<グランドホテル ドゥ カラロッサ>との長年にわたる交流が挙げられるだろう。

「彼らも自家農園を持っていて、オープン前に食材を採りに行くんです。調理自体はクラシックな手法を主体にしつつ、ヌーベル・キュイジーヌに仕上げていく。

それは自分も同じでさらに、より沖縄を感じられるように工夫しているんです」(喜納氏)。

実際、ファームで育てられた野菜やハーブは、それぞれが本来持つ旨味と野趣あふれる風味が力強く口の中に広がり、思わず背筋が伸び、じっくりと味わってしまうほど。

ダイニングでは、野菜の美味しさに驚き、感想を伝えてくれるゲストも多くいるという。

興味深いのは、定期的に栽培される作物のひとつである小麦が、パンだけでなく、北谷町にある自社のブルワリーでビールの原料としても使用され、ウザテラスで提供されているとのこと。

ウザテラスを通じて感じるのは“本物”と“正しさ”へのこだわりだ。

自然そのもの、時間そのものを感じるためのエクスクルーシブな場所。

そこは混じりっけがない本物だけが揃っている空間だ。

そして、食とサービスから感じる正しさ。

それを実践する滞在時間を通して、こんなにも“幸せな場所がある”という実感が湧いてくるのだ。

流れていく1秒が愛おしくなるような価値ある時間、意味のある空間。

もし、読者の中に「特別な時間」がほしいという方がいれば、ウザテラスは間違いなくその選択肢のひとつに入る。