
リシャール・ミルが生み出す 静かなる先鋭の“革新”
2001年に誕生以来、時計業界のみならず、世界中の価値観と技術を超越した存在で有り続ける<リシャール・ミル>。その最新作「RM 17-02 トゥールビヨン」は一言でいえば「厳か」だ。
軽量かつ硬度が高いグレード5チタンで削り出された特製ケースに収められた盤面は配色バランスが決して派手ではないものの只者ではない存在感を感じさせる異次元の造形美。
その佇まいは<リシャール・ミル>を所有する意味を改めて提示してくれることだろう。
文字盤を覆う表面のサファイアクリスタルは超微粒子超硬となるビッカーズ硬度1,800。
その中で青と金のブリッジ、盤面のエッジを立たせて全体を引き締める黒、歯車のシルバーといった色と機構、デザインが複雑かつシンプルに重なり合い、時を循環させる姿は、まるでそこに生態系があるかのよう。
思わず、時を忘れて見続けてしまうが、最たる革新はその中身に秘められている。
可変慣性フリースプラングテンプと高速回転香箱を備えたトゥールビヨン キャリバー RM17-02を搭載し、リューズにも巻芯を保護するトルクリミテッドクラウンを採用。
気になるパワーリザーブは約70時間が保証され、2時の位置にパワーリザーブインジケーターがさりげなく表示されているデザインは本当に素晴らしい。
そのパワーリザーブの間、常に最適化された動力の伝達と分配がおこなわれ、妥協なく比類ない「時を刻むことの美しさ」を体現しているのは見事。
そう、<リシャール・ミル>は、その独特なデザインセンスと革新性に加え、圧倒的な精神性と強いこだわり、知性と技術が昇華した結晶なのだ。
さらに驚くべきことに、あらゆるディテールは細かい部分まで手作業によって丁寧にカッティング、研磨がおこなわれている。
一目で受ける強い印象と、細かく見ることでわかる繊細で大胆な偉業。
<リシャール・ミル>は腕時計をつけるのではなく、“腕に時をまとう”という唯一無二の体験を与えてくれる。