市制400周年を記念し今年のニューヨークはイベントが目白押し

市制400周年を記念し今年のニューヨークはイベントが目白押し

2025年は、ニューヨークが市制400周年を迎える節目の年。多くのイベントが年間、盛りだくさんだ。

6月、ニューヨーク港を舞台に50フィート級のヨットが競い合う「セイルGP」が開かれると、この街のサマーシーズンは始まる。

花が咲き誇るセントラル・パークでは、二つの施設が完成の予定。

夏の無料野外劇「シェークスピア・イン・ザ・パーク」が催される〈デラコルテ劇場〉がリニューアルし、さらにパーク北側の湖に隣接するハーレムミア・センターでは、夏にはプール、冬にはアイススケートが楽しめるようになる。

そしてニューヨークの夏の一大イベントといえば、全米オープンテニスは外せない。8月26日からスタートする。

今年はリニューアルオープンする美術館も多い。

〈フリック・コレクション〉は大富豪ヘンリー・クレイ・フリックが蒐集した美術品を、没後、一般公開した美術館。4年の歳月を経て、元の五番街で再出発する。

6月から9月までは、同館が所蔵するフェルメールの3作品が公開される。

また、秋には〈ザ・スタジオ・ミュージアム・イン・ハーレム〉が、広い展示室を備えた新館をオープン。

さらには〈メトロポリタン美術館〉もアフリカ、古代アメリカ、オセアニア美術の拠点「マイケル C.ロックフェラー・ウィング」をリニューアルオープンする予定。

一方、グルメの話題ならば、夏に開催される「NYCレストラン・ウィーク」も見逃せないところ。

ニューヨークで開催されるイベント情報は、ニューヨーク市観光会議局のホームページも参照されたい。

ニューヨーク市観光会議局公式サイト

https://nyctourism.com