
生涯を自由な 表現に捧げた 画家の大回顧
ピカソと並び、スペイン・カタルーニャ出身の20世紀を代表するシュルレアリスムの画家として名が挙がるジュアン・ミロ。
その詩情豊かで自由な作風は、戦争へと向かう当時の政治的・社会的状況への反骨精神が原動力になっていたと言われている。
《絵画(エミリ・フェルナンデス・ミロのために)》 1963年 油彩、アクリル/カンヴァス ジュアン・ミロ財団、バルセロナ
Fundació Joan Miró, Barcelona. On permanent loan from a private collection. Successió Miró Archive
Ⓒ Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5746
近年のミロに対する世界的な再評価の流れの中、このたび催される「ミロ展」では、時代ごとの代表作が世界中から集結。
日本での開催としては存命中のミロ自身が協力した1966年の展覧会に匹敵する最大規模の大回顧展となる。
中でも1940年~41年にかけて描かれた代表作「<星座>シリーズ」全23点のうち3点の出品は、世界中に散らばっているシリーズ作品のうち複数をまとめて鑑賞できる貴重な機会。
《明けの明星》 1940年 グアッシュ、油彩、パステル/紙 ジュアン・ミロ財団、バルセロナ
Fundació Joan Miró, Barcelona. Gift of Pilar Juncosa de Miró.Ⓒ Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5746
分断や戦争の脅威が平穏を脅かそうとしているいま、90歳で亡くなる直前まで表現の本質を追求し続けたミロの足跡を辿っていくことは、きっと我々に大きな示唆を与えてくれるだろう。
《オランダの室内Ⅰ》 1928年 油彩/カンヴァス ニューヨーク近代美術館
Mrs. Simon Guggenheim Fund. Acc. no.: 163.1945
Digital image, The Museum of Modern Art, New York/Scala, Florence
Ⓒ Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5746
inquiry
ミロ展
- 会期:
- 2025年3月1日~7月6日
- 会場:
- 東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36
- 開館時間:
- 9:30~17:30(金曜は~20:00)※入室は閉室の30分前まで
- 休館日:
- 月、5月7日(水)(ただし4月28日、5月5日は開室)
- 料金:
- 一般 2300円 / 大学生・専門学生 1300円 /65歳以上 1600円
※大学生・専門学校生は、3月1日~16日に限り無料。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料。
※18歳以下、高校生以下は無料。