
「パリへの憧憬」から見据える稀代のガラス、陶器作家の人生
花器「ジャンヌ・ダルク」 エミール・ガレ 1889年 大一美術館
フランス北東部ロレーヌ地方の古都ナンシーにて、高級ガラス・陶磁器の製造卸販売業を営む父のもとに生を受けたエミール・ガレ。
家業を引き継ぎ経営者としての顔を持ちながらも、ガラス、陶器、家具などの作品においてさまざまな功績を残し、アール・ヌーヴォーを代表する装飾芸術家として国際的な成功を収めている。
そんなガレが白血病により58歳でこの世を去ってから120年という節目にあわせた展示は、その芸術性に大きな影響を与えた首都・パリとの関係に焦点を当てたものとなっている。
展示はプロローグ、第1章~第3章、エピローグで構成。
各章がそれぞれ1878年、1889年、1900年に開かれたパリ万国博覧会を起点としており、ガレの社交界における成功とその裏に滲んでいた苦悩を、当時発表した作品とともに感じられる。
激動の時代、稀代の芸術家の目に世界はどのように映っていたのだろうか?
昼顔形花器「蛾」 エミール・ガレ 1900年 サントリー美術館(画像:左)
蓋付コンポート エミール・ガレ 1870年代 ポーラ美術館(画像:右)
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没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ
- 会期:
- 2025年2月15日~4月13日 ※作品保護のため、会期中展示
- 会場:
- サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
- 開館時間:
- 10:00~18:00(金曜及び3月19日、4月12日は~20:00) ※入館は閉館の30分前まで ※10:00~11:00はガレリア1F入口から入館
- 休館日:
- 火曜(4月8日は18:00まで開館)
- 料金:
- 前売券 一般 1500円 / 大学生・高校生 800円 / 当日券 一般 1700円 / 大学生・高校生 1000円
- 備考:
- 10:00~11:00は静寂鑑賞時間。11:00以降は展示室内での撮影が可能。