時代を超えて輝く、王妃の美学 The Queen's Timeless Elegance
フランス王妃マリー・アントワネット。その名は、ヴェルサイユ宮殿の華やかな宮廷文化とともに語り継がれ、250年以上を経た今なお、世界中のデザイナーやメゾンにインスピレーションを与え続けている。そんな彼女が築いた美意識を紐解く展覧会「マリー・アントワネット・スタイル」が、横浜美術館で開催されている。
本展は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が企画した世界巡回展であり、日本での開催は横浜美術館のみ。約200点に及ぶドレスやジュエリー、家具、絵画、工芸品を通して、一人の王妃が築いた美学の系譜を辿る。

会場には、マリー・アントワネットゆかりの宝飾品や家具、王妃が愛したセーヴル磁器、フランス革命の端緒となった「首飾り事件」のネックレスの一部と伝わるダイヤモンドなど、歴史的価値の高い作品が並ぶ。一方で、ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』で使用されたマノロ・ブラニクのシューズなども展示され、その美意識が現代のラグジュアリーへ受け継がれていることを感じさせる。


さらに、日本会場では約20点の国内所蔵作品を加えた特別構成を実現。日本初公開作品に加え、マリー・アントワネットが愛した日本の漆工芸なども紹介され、フランス宮廷文化と日本との意外なつながりにも触れることができる。
単なる歴史展でもファッション展でもない。一人の女性が育んだ美意識が、芸術や工芸、ファッションへと受け継がれ、時代を超えて輝き続ける理由を知ることができる。「美」とは流行ではなく、継承される文化であることを静かに教えてくれる。

マリー・アントワネット・スタイル
■会期:2026年8月1日(土)~11月23日(月・祝)
■会場:横浜美術館 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1 050-5541-8600(ハローダイヤル) 10:00~18:00(11月21日・22日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで 木曜日(9月24日、11月19日は開館) 一般=2,500円、 大学生=1,600円、 中学・高校生=1,000円
[注意事項]
※料金は税込価格。
※小学生以下は無料。
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料(ミライロID 可)。
※学生・生徒の方は当日会場で学生証・生徒手帳等をご提示ください。
※9月3日(木)は大学生のための無料観覧日「キヤノン・ミュージアム・キャンパス」(申し込み不要。学生証をご持参ください)。「大学生」は大学院生、短期大学生、専門学校生、高等専門学校4・5年生を含みます。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。当日は休館日のため、大学生以外はご入館いただけませんのでご注意ください。
※同時開催の「横浜美術館コレクション展」も、本展のチケットで観覧当日に限り ご入場いただけます。
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
※チケット情報の詳細は、展覧会公式サイト(https://www.marie2026.jp)をご確認ください。