「テルム・マラン・モンテカルロ」は、モナコの中心地の丘にある最上級の統合型ウェルネスセンター。

オテル・エルミタージュ・モンテカルロとオテル・ド・パリ・モンテカルロの間に位置し、両ホテルから専用通路で直接アクセスできる。

創業は1908年。海水がもつ、人の体液に近い性質にいち早く注目し、タラソテラピー（海洋療法）のパイオニアとして先進的なアプローチを実践してきた。

地中海の海水や藻類、ミネラルなど自然の恵みを活かして、健康と美容、ウェルビーイングの追求に力を注ぎ続けている。

1995年には全面リノベーションを図り、クラシカルなルネサンス様式を取り込みながら、リゾート感のあるエレガントな建物に生まれ変わった。

館内は6,600㎡超の広さを誇る。

中でも天井が高く、海に面した窓から自然光がふんだんに射し込む温海水プールは圧巻だ。

深海から汲み上げたミネラル分の豊富な海水を用い、肌を包み込むような柔らかい浮遊感で心身を癒してくれる。

サンデッキには地中海を臨むジャグジーも併設。

最先端の技術も随所に導入されている。

冷却室で脂肪を冷却分解する「クライオセラピー（冷気療法）」は、血行促進や免疫力の向上、疲労回復に効果が期待される施術として注目されている。

一方、最新機器を完備したフィットネスエリアでは、睡眠や姿勢の改善、運動パフォーマンス向上といった、目的に沿ったトレーニングが行える。

さらにデトックスやアンチエイジング、ストレス緩和など多岐にわたるトリートメントも充実しており、医師、理学療法士、栄養士、トレーナーといった専門スタッフが、一人ひとりの状態に応じたプログラムを提供する。

スパ、サウナ、ソラリウムなどの施設も完備し、心身の再生をかなえる理想的な環境を整える「テルム・マラン・モンテカルロ」。

100年以上にわたり進化を続けながら、モナコのエスプリと最先端のウェルネスを体現する、世界屈指のラグジュアリー・ウェルネスの殿堂だ。