楽しく、美しく 自分らしく、を重ねていくということ

楽しく、美しく 自分らしく、を重ねていくということ

男性にも女性にもしっかりとやさしく。

その理想を掲げて美容液を作り上げたidéal:Be。

しっかりと肌と向き合い、お客様、そしてこれまで肌のお手入れをしてこなかった方にも向き合うために、ゼロから作り上げた美容液<Force zéro>。

その開発秘話を伺った。

 

idéal:Beさんが<Force Zéro>を作り上げるにあたり、共同開発をおこなったとお聞きしています。

三浦 はい。幹細胞培養液専門、アンチエイジングの分野でご高名なコスメシューティカルさんとともに開発をおこないました。

杉下 創業13年となる弊社ですが、親会社が日本で初めてヒト幹細胞培養液を化粧品として取り入れたアンチエイジング株式会社です。

—三浦さんが杉下さんにご相談をしたときには、三輪さんはidéal:Beに合流されていたんですか。

三輪 私が合流させていただいたときには、もう三浦がコスメシューティカルさんにアプローチされていて「打ち合わせがあるからすぐに一緒に来て」という状態でした(笑)。

—有無を言わさず(笑)。コスメシューティカルさんとしては、三浦さんの最初の印象はいかがでしたか。

杉下 三浦さんは意思が明確で、化粧品への想いがとても強かったです。

まず、三浦さんご自身が綺麗になりたいと。そして紳士向けとしてアプローチしたいという熱い想いを伝えていただきました。

三浦 そうでしたね。

—三輪さんご自身も長く化粧品業界にいらして、化粧品に思うところがあったと思います。

三輪 はい。美容業界では女性がターゲットの商品が多い中、男性もよくお買い物にいらっしゃるんです。スキンケアだけでなく男性の美容需要が高まっていると感じていましたので三浦から「男性コスメを作りたい」と聞いたとき、いいなと思いました。肌が気になり始めてから年齢を重ねても長く使えるものが良いのではないかと思ったんです。

—開発において最も念頭に置いた部分はそういったところだったのでしょうか。

杉下 スキンケアは、ひとつ気に入ったら継続使用される方が多い。

だからこそ、美容液で刺激が少なく、そのうえ、効果があるものということであれば、私どもの事業であるヒト幹細胞培養液が対応しています。

—では、最初に検討をしたのは成分の検討だったのですか?

三浦 まずは質感でした。とろみが強いほうがいいのか、水のようなテクスチャーがいいのかというところですね。

—テクスチャーの部分は、お客様が手にとって最初にわかるところなので、商品のイメージとして一番強く残るのでしょうね。

三浦 それに、いままで化粧品を使ったことがなかったので肌にベタついたものが残ると、これを拭いていいかどうかも全然わからなかったんです(笑)。

三輪 ある程度の粘度があると安心感があるんですが、しつこくならない程度にしなければいけないですし。

何度も試作を重ねて質感がきまりました。

続いて成分へと進みます。

ここはやはり、ヒト幹細胞培養液が一番重要でした。

安全性や効果感にこだわりながら、エクソソーム、新しいビタミンC誘導体やドクダミ成分などを必ず入れたいとお伝えしました。

—ひとつひとつ条件をクリアしながら積み上げていく感じですね。

三浦 次に、その濃度です。

開発を通して成分が濃ければいいわけじゃないということに改めて気付かされました。

目標に対してどうバランスをとるのかが大事で、そこに時間を掛けました。

三輪 成分濃度の濃さや量は販売するうえで魅力的ではありますが、濃ければ効くというわけではないんです。

それぞれの肌に合い、誰もが使えるためにはバランスが大切なんです。

—なるほど。

テクスチャー、成分のバランス、最後は香りでしょうか?

三輪 そうですね。

使っていて邪魔にならない良い香りはなんだろうかと、とても重要視しました。

三浦 当初は男性が使えるものというコンセプトでしたが、製品の開発過程において性別問わず永遠のケアに使える美容液であるということで香りが絞られてきたのもありますね。

杉下 性別問わず好まれる香りを考えた精油の組み合わせをご提案して、そこから何度も確認していただきました。

三輪 調べていくと、オレンジは男性も女性も好み、しかもリフレッシュ効果が高いことがわかりました。

そこにミントのようなハーブのような感じを入れたいということで、ユーカリを調整したところ、社内での評判が良かったんです。

—そうして出来上がった美容液自体の開発期間はどれくらいだったんですか。

三浦 一年ちょっとかかりました。

—その後、すぐにパックの開発に取りかかったのでしょうか。

三輪 はい。私はパックにどうしてもバイオセルロース素材にヒト幹細胞培養液がしっかり浸透したものを作りたかったんです。

その理由として、コロナ禍のマスク生活で肌荒れに悩まれる方が多くいらっしゃったんです。

そこから現在も、なかなか完治しないという話も聞きます。

肌の状態を良くしていくのはもちろんですが、常に一定の良い状態でいるために、バイオセルロースマスクの保湿力は必須だと思っていたんです。

三浦 その想いで、一枚につき25ミリリットルの美容液に浸すという量も必要な量だと最初から決めて開発し、バイオセルロースマスクが美容液をホールドして約20分間乾かずに保湿する商品となりました。

—一方で、男性をはじめ、お肌のお手入れをしてこなかった人に習慣づけさせるのは、とても大変なことだと思うんです。

そこに三浦さんご自身として、今後はこうしていきたいと思うことはあるのでしょうか。

三浦 商品はとても良いものなので、認知度を上げることが必要だと思います。

あとは、実際に私自身が美容液などを使い続けて、その成果を伝えられるようにしたいです。

三輪 肌の変化を実感すると、気持ちも意欲的に変わってきますよね。

三浦の変化を見た社内の男性スタッフが「自分も」と使い始め、ご家族から「変わった気がする」と言われたことで、自分の皮膚や肌を改めて意識し始めているんです。

そこからがスタートなんですよね。

少しずつ変化が見えてくると楽しくなってくると思います。

—男性も、化粧水や美容液を一回でも使ってみると、女性がいかに大事なことをしているのかという理解も深まるので、お互いのライフスタイルを知るという意味でも大事だと思います。

三輪 それは大事なポイントですね。

たとえばご夫婦で朝一緒に使っていただくのもいいと思います。

コミュニケーションも増えますし、お手入れが当たり前の生活になっていくといいなと思います。

商品の詳細は公式サイトをご確認ください。