
年に一度の 建物公開 国内最高峰の アール・デコ 建築を味わう
東京都港区白金台にある東京都庭園美術館。
もともとは1933年に朝香宮家の自邸として竣工された。
アール・デコ様式を取り入れた建築は昭和初期の邸宅建築の最高峰のひとつで、国の重要文化財に指定されている。
1983年に美術館として開館以来、旧朝香宮邸の建築空間を生かした展覧会を開催。
年に一度の建物公開展では毎回様々なテーマを設けて、建築としての魅力を紹介している。
今回は、旧朝香宮邸における建築空間の機能の変遷に着目。
朝香宮家の邸宅、吉田茂の外相・首相公邸、迎賓館、催事施設として、そして今、美術館として42年目を迎えるこの建物は、時代ごとにどのような機能や役割を果たしてきたのか。
本展では、各時代を彩る作品や写真・映像資料を通じ建物の記憶を紐解く。
また、家具や調度品を用いた再現展示、3階ウインターガーデンの特別公開、さらにカーテンを開け放った窓から夏の新緑も同時に楽しめる。
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建物公開2025 時を紡ぐ館
■ 会期:2025年6月7日~8月24日
■ 会場:東京都庭園美術館本館+新館
東京都港区白金台5–21–9
10:00~18:00(8月15日、22日は21時まで)
※ 入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日
※ ただし7月21日、8月11日は開館、7月22日、8月12日は休館
料金:一般=¥1,000(¥800)/大学生(専修・各種専門学校含む)=¥800(¥640)/
高校生・65歳以上=¥500(¥400)
※( )内は20名以上の団体料金 ※展覧会チケットはオンラインおよび美術館正門チケット売り場にて購入可能。ただし、6月25日(水)・7月2日(水)はフラットデー開催日のため、美術館正門チケット売り場での販売をおこなわない場合あり。無料・割引対象者以外は事前にオンラインでの購入が必要。
チケット販売に関する最新情報は当館ウェブサイトを確認のこと。※中学生以下は無料/⾝体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料/教育活動として教師が引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(要事前申請)/第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。※ホテル雅叙園東京および国立科学博物館附属自然教育園との観覧料相互割引実施予定。※8月15日、22日の金曜は当日窓口購入の場合のみ、17時以降のご入場は学生無料、一般・65歳以上は団体料金適用(要証明)。