宮大工の技が紡ぐ愛犬へ捧げる至高の邸宅〈犬殿〉

宮大工の技が紡ぐ愛犬へ捧げる至高の邸宅〈犬殿〉

何百年もの時を超えて受け継がれてきた日本の伝統建築技術。その匠の技を結集したのが〈犬殿(INUDONO)〉である。手掛けるのは、文化財建造物や歴史的建造物の構造調査、保存活用などに携わる〈文化財構造計画〉。伝統建築を現代へとつなぐ新たな試みとして誕生した。

建築様式には鎌倉時代に大成した禅宗様を採用。土台には花崗岩、柱や梁には檜や欅を用い、釘を一本も使わない「木組み」や「継手・仕口」の技法によって精緻に組み上げられている。木の伸縮や経年変化まで見据えた構造は、高い耐久性と美しさを兼ね備える。さらに、斗栱(ときょう)、茅負(かやおい)、木鼻、懸魚(げぎょ)など、神社仏閣に見られる意匠を随所に採用。厚さ0.2㎜の銅板を一枚ずつ手作業で葺いた屋根をはじめ、細部に至るまで文化財建築と同じ伝統建築技法が用いられている。その一棟には、本物の日本建築を支える技と美意識が細部にまで息づいている。〈犬殿〉は、日本建築ならではの精緻な美しさと職人の技を体現した、愛犬のための邸宅である。高度な技術と膨大な手間を要するため、その製作は一年にわずか一棟のみ。

犬殿
INUDONO
価格:要問合せ サイズ:幅1,134㎜×奥行1,000㎜×高さ1,191mm (出入口 幅394mm×奥行410mm×高さ410mm)
TEL:06-4862-5651(文化財構造計画)